卒業


学校の保護者会に行ってきた。

息子は最高学年なので、この一年を過ごすと小学校は卒業、次は中学生。
もらってきた年間行事予定を眺めていると、なんだかすぐにも卒業!みたいな気分になる。


「小学校卒業〜中学校はあっという間。早いよ〜!」

いろんなお母さんたちからすでに散々脅されているのだけど、中学校の三年間もあっという間らしいので、これからの数年を考えると目眩がしそう。


娘の保育園の行事予定も含めてGoogleカレンダーに転記してると、自分の細かい予定なんか入れなくてもすでに盛りだくさん。
この調子で、週1、2回は柔術行きたいとか、あまつさえ試合にもまた出たいなんて希望、本当に叶うのだろうか?


この間会った中3の娘を持つ友人は、もうすでに受験体制で5月の連休明けからは学校探しを本格化させる、と言っていた。

仕事しててもしてなくても、その年頃の子どもを持つ人は大体その時期、自分のやりたいことなんかセーブしてる印象がある。
この間私が試合前に陥ったようなドタバタ劇を演じる余裕はない、というか、まず普通の親ならそんなことやらないよな・・・(-_-;)


自己顕示欲のカタマリな下の娘と、そろそろ難しい年頃に向かう息子。この二人と日常がっぷり向かい合うだけで、なけなしの自分の精神的余裕はもうほとんどゼロ、マイナスゲージが振りきれる寸前だ。

柔術やってるときだけは、そのことだけ考えてればいいからすごく楽しいけど。
もっとうまくなりたい、新しい知識を増やしたいと思っても、もうどこにもそんなの入れる隙間がない。


この一年、どうなっちゃうんだろう?そしてここからの数年、自分自身をうまくコントロールすることと、子どもにきちんと対峙することを上手くこなしていけるんだろうか?


不安の種は、いつでも目の前にたくさん。

「自分」であることからは卒業なんて出来ない以上、またオタオタしながら数年間をやり過ごすしかないのだろう。


――でもやっぱり、柔術にもうちょっと時間割けるといいのになあ・・・