極まらないとはそういうことさ


水曜日。土曜日に練習行ったはずなのに、なんだかものすごく間が空いたような気分。

前回、大腿部右前の調子がイマイチだったので不完全燃焼気味だったから、早く練習したくてたまらなかった。
先生から借りた「バイタル柔術」にも煽られたし。結局自分でも買ったけど、読んでると益々自分もやってみたくなる。出来ないけどw


仕事から帰ってきて急いで夕食仕込んで自分はちょっとだけつまんで、ダッシュで支度して出た。つもりだけど、実際は30分くらい遅れちゃった。お陰で今日は愛しの打込みちゃんが後半の部で1回だけしか出来ませんでした。ラッキー!とっても残念・・・!


初心者柔術クラスの前半は私を含めて3人。クローズド・ガードを割ってから、オモプラッタ→マウントか腕拉ぎでフィニッシュ、というのしか練習出来ずに終了。腕拉ぎあんまり練習したことないので、もっとやりたかった。

後半の打込みは長身のN田さんと一緒。やっぱこれやらないとやった気にならない。打込みらぶ♪ とにかく今の自分は打込みの精度を上げることが重要だと思ってるので、いちいち力が入ってしまった。お陰で打込みで燃え尽きた感もあり・・・ 


その後は上下入れ替え制の限定スパー。後半から合流したマスター・Sを含め、3人の相手と上下それぞれのポジションを2巡したから、3×2×2=12本!1本2分とはいえ、もうね〜、3人目の下なんてやる頃には体力なんて残ってるわけないッスよ!
そしてなぜかそういうときの3人目がマスター・Sなわけで・・・なんでこうなるんだよ〜、せめて順番早くしてよ〜、と心の中で虚しくボヤく。まあ、結局同じなんですけどね・・・


中学生Kクンには取ったり取られたり、長身のN田さんには教えてもらいながらやれたけど、我がジェダイ・マスターは常に厳しい・・・なんつーの、こっちがガード割って「さて、どうする?」って考えてる間にすぐ三角極められちゃう。後で敗因分析しようと試みるも、展開が早すぎてよくわからんちゅーの!


下がってうまく腕が抜ける瞬間もあったけど、こちらからはなるべく腕を出さず上半身を離さないようにしてれば足を取られ、ガード割ろうと立ち上がって距離を取ろうとすればまた腕を取られる。一番手を出しやすいのがチョークだけど、まず100%極まらない。ちょっと気を抜いて一旦上になられるともう引っくり返せない。このパターンの繰り返しで手も足も出ず。ちくしょー。


・・・しかし。問題は一方的にやられちゃうことじゃないわけで。
先生にも注意されたけど、きちんと段取り踏んでないのに適当に技を仕掛けようとしてしまったこと。これ、途中から自分でも薄々感じてはいたのだが、本当によろしくない。
あっという間に技を極められちゃうのを避けようとして、ちゃんとした展開も見えてないうちに適当に動いたって極まるわけじゃないのに。

悪気があってやったわけじゃないけど、結局雑にやってたってことなんだよな。悔しい。きちんとやれない自分がなんだか許せない。


でも柔術のこういうステマティックなところ、本当に大好き。
基本が出来てないうちは、クタクタになるまで疲れるくらいあがいても、相手は痛くもかゆくもないわけで。

相手や状況がどんなに変わろうとも、如何に精密に基本形を再現できるかどうか。これだけが極められるかどうかを決める。そのことを忘れちゃいけないんだ、きっと。


あまりにもヘトヘトだったのでロクに周囲を見回す余裕がなかったけど、一番疲れてたのは間違いなく自分だったと思う。
マスター・Sとの2巡目なんて「あー、もうだめだー。力入らないよー」って何度も思ってたもん。全身汗まみれ、髪の毛までびっしょりでもはや髪型や諸々の格好を云々するレベルではないであろう自分が、周囲の皆さまに果たしてどう映っていたのか・・・今はあまり考えたくないです・・・


あんまり疲れたのでかなりフラフラで、更衣室に行くまではなんとか頑張ってたんだけど、ドア閉めた途端バタッと床に倒れ込んでしまった。しばらくの間、動けなかったくらい。多分そこで目をつぶってしまったら、ドアに鍵かけたまま寝てたはず ← 危ねー!w


帰宅後、とにかくお風呂には入って頑張って洗濯した道着干して、作っていった夕食がかろうじて残ってたので一人で食べる。
妙に頬が火照るなあと思って鏡を見ると、頬と耳のあたりが真っ赤。多分、何回も三角極められたせいだな。えーん、ほっぺがこすれちゃってる感じで痛いよー!

首筋の真ん中にも真っ赤な引っ掻き傷。うへー、これはかなり見栄えがよろしくない。ヘンな誤解受けそうな感じw(どんな?)


しかし。次の土曜日まで、何か勉強できるかなあ。
とにかく上手い相手にはとことん技かけまくられながら、少しでも防御方法を試してみる方がいいんだろうか?

あー、眠くてまったく頭が働かにゃい・・・