コップに残った半分の水のこと


市橋本ネタのせいで、思いっきりカウンターが回りましたw やはりみんな気になるんだろうな。


で、話は全然違うのだけど。

20歳ほど年上の友人が、最近入院した。
独身で家族もいない人だから(姉だけが唯一の肉親)、外科手術を伴うかもしれない入院でかなり動揺したらしい。

医師に何か言われるたびに、いちいちメールで連絡が入る。


「○○○という病気のことについて、インターネットで調べてもらえませんか」

「先生は恐らく良性だというけど、本当に大丈夫でしょうか?調べて下さい」

「手術で切除した方がいいという意見と、手術によって新たな癒着が発生する可能性があるのでしない方がいい、という見解があるようです。どうしたらいいか教えて下さい」


・・・悪いけど、そんなのわかんないよ!
てゆーか、明け方5時前にメールされてもすぐ対応できないよ!


元々人付き合いがいい方じゃないんだけど、たま〜に交友関係の中でこういう風に人に頼られることがある。
こうなると正直言って、ちょっと重荷だ。

とはいえ病気で気が弱くなっているのだから、あまり無碍にも出来ず。
出来る範囲で調べて、基本は主治医に聞いて下さいね。インターネットの記事はあくまで一般的な話しか載ってないから。とメールに返信を打つ。


自分もこういう風に、迷惑と思いつつ誰かにすがりつきたくなる日が来るのだろうか。

もちろん、独りじゃ生きていけないのはわかってるし、自分の好きな人たちが自分より長生きしてくれる保証もない。
そんなとき、頼れそうな相手がそばにいたらつい自分も寄りかかりたくなるだろうから、決して彼女の今回のことは他人事ではないのだけれど。


年齢を重ねることをポジティブに受け止めるのが世の風潮みたいだけど、自分はまだそこまで割り切れない。
どう見たって、若い人の方がキレイで可愛くて見ていて楽しい。不器用な面も含めて、今を生きている感覚がものすごくする。

もう自分はそこには戻らないし、戻りたいわけじゃないんだけど、先の人生に「楽しいことばっかり♪」と無条件に期待出来るほど能天気でもない。
楽しいことは自分で行動してつかみ取らないと!と、アグレッシブにもまたなりきれず。


ほんの少し淋しい思いを抱えつつ、人生の春を謳歌する人たちを妬まず、驕らずに生きていければいいのだけれどね。
自分らしい歩幅でいいからさ。


ああ、久しぶりに飲んだお酒のせいかな。
なんだかセンチな気分になってしまった・・・