美容院に行ってまで柔術の話することもないんだが
久しぶりに美容院に行った。なんと4か月ぶり。えー、そんなに経ってたっけ?
ショートにすると伸ばしかけがみっともないのが残念。
短いのは柔術の練習には好都合だけど、一昨日(1/11)のテレビで女子格闘技のRENAちゃんがロングヘアを束ねて闘ってたのがカッコよくて、また伸ばしてみようかと思ったり。ま、また暑くなったら切りたくなるかもしれないけどw
いま通ってる美容院は、散々放浪した挙句辿りついたところ。担当のOさんがすごーくいい人で、もう5年位はお世話になってるんじゃないかな?*1
私の今のオーダーは「柔術やるのに邪魔じゃないこと」。この身も蓋もない要望にも関わらず、Oさんは機能プラスアルファを一所懸命考えてスタイリングしてくれる。ありがたや♪
「riverさん、まだ柔術には通われてるんですか」
「ハイ、もうじき一年経つ割にまだ全然下手なんだけど、なんとか続いてます」
「うわー、女性で格闘技なんてすごいですよねぇ。僕も格闘技の試合見るのは好きなんでやりたいんだけどなあ」
Oさん、美容師だからやっぱり指を怪我する可能性を考えると出来ない、って。そうだよね、それは仕方ない。
でも。本当に格闘技を好きそうなのは話していてよくわかる。
美容院に来たのに、今日は妙に格闘技ネタ(といっても私も詳しくはないんだが)で話がずっと続き、アシスタントの女性おいてけぼりで夢中になって二人でしゃべってた。
そんなに好きならぜひ道場へ!と思わず勧誘したくなるのをグッと堪えるw
この美容院に初めて予約の電話を入れたとき。
今でも覚えてるけど、私の注文は「美容院で話をするのが得意じゃないので、あまりおしゃべりじゃない人をお願いします」、だった。
我ながらジコチュウなオーダー・・・うう、顔から火が出そうw でもその当時は本当にそれが望みだった。
多分、雰囲気的にも「面倒なことはちゃっちゃと省いて、さくっと決まったスタイルにしてよね!」みたいな感じだったんじゃないだろうか。あ〜、感じ悪っ!
それでも、必要最低限のおしゃべりから私の嗜好を感じとり、かつスタイリストとして自分でも楽しめる髪型を、とOさんは努力してくれた。その年月の積み重ねで、私はちょっとずつ美容院でおしゃべりすることが苦痛ではなくなっていった。全部Oさんのお陰だ。
技術には全幅の信頼を寄せてるOさんだけど、その上まさか格闘技ネタで会話が弾む日が来るとは思わなかった。
「一年やってもまだ全然下手なんだけど、でも練習するの、本当に楽しいんです。下手だからうまくなりたくて練習するんですけど、ちっとも上手に出来ないくせにこんなに楽しいことがあるなんて、この歳で初めて知りました」
そう言ったら。Oさんぶんぶん頷きながら
「僕にとってのこの仕事(美容師)と一緒ですね!」
あああ、いい人だ、Oさん!もう一生ついて行きます♪
*1:じつは仕事先で施工したビルの中に入ってるので、余計にシンパシー感じてたりして。施工中の現場の検査には行けなかったんだけど。そして施工後、漏水があったのに担当所長が退職しちゃってちょびっとモメたりしたけどw