キャッチレスリング初体験


キャッチレスリング(以下キャッチ)ってなんぞ?なんだけど。道場の先生が選手として出場するというので、どうしても観たくなって行ってまいりましたよー。


キャッチとグラップリングの違いは?と早速ツイッターで聞かれたけど、よくわからず。キャッチはレスリングの原型とのことなので、多分細かいルールがグラップリングと違うのだと思う。またあとで勉強しとこう。


初めて見た感想。すごい。怖い。これはできんわ、って感じw 柔術でも立ってる相手に飛びついたりすることはあるけど、そこからすぐ膝を落として寝技になるのに。キャッチは逆に担いだまま相手を叩き落としてもいいらしく、最初見たときは「ひえええ〜〜〜っ!」とビビりまくり。

あと、柔術では禁止されてるヒールホールドという足首の関節を極めるのがOKで、同じ道場のH崎さんがこれでやられていた。なんかイヤな音がした気がして、ビッコ引き引き帰ってきたあと医師の診察を受けてたので心配したけど、骨折ではなかったもよう。

いやあ〜、でもこれ、怖いわ。ヒールホールドを禁止する理由がわかった。関節はみんな急所なんだけど、特に足首って極めようと思うと一番弱そうだもんね。うう、思い出しただけでこっちが痛くなりそう・・・


他にも故障しちゃう人続出で、お医者さんフル稼働w コンタクト入れた目に指入れられて試合中断した人がいたり、中には途中で救急隊が来て担架で運ばれてしまった人まで。びっくり。まったく動かないまま運ばれてっちゃったけど、あの人大丈夫だったんだろうか・・・


しかし一番印象的だったのは、いつもの道場主としての顔ではない、選手の顔をしてた先生。単に出場する会員を応援に来てたときとは違って、挨拶しても少しピリピリした感じ。あんまり余計なこと話しかけちゃいけなさそう。でも、なんかその雰囲気がカッコイイのですよ!

昨日の練習のとき、減量のせいかいつもよりちょっと頬がこけて、無精ひげとかあったりしてちょっとワイルドな感じで。いつもハキハキ元気よくて気さくな雰囲気なのが、ちょっとやさぐれ風味になってたのが妙に印象に残ってしまって。

当初は行くつもりなかったんだけど(てゆーか、行きたいって夫に言ったら「友達とランチして道場に練習に行って、その翌日もまた柔術関係のイベント?でもその間、オレが子どもの面倒見るのはヤだからね!」って言われてプチ冷戦状態になったため諦めていた・・・)、それでどうしても行きたくなって。結局子ども連れてくならいいよ、ということになり、無事応援に行けたという次第。


結果は、出場した70kg以下級で先生が優勝!*1いやー、行ってよかった。私の先生はカッコイイ!強い!それがすごく嬉しい!!!

ケガしたり負けちゃった他の道場の人たちも、みんなカッコよくて素敵だと思った。負けて悔しそうにしてる男性は、ちょっとセクシィだ。絶対勝ちたかったに決まってるけど、負けた直後はその現実と必死に折り合いつけようとしてて。でも、やっぱり悔しい思いがポロッとこぼれてしまう。そこがすごくいい。

周りの人も余計なこと言わないで放っておいてくれて、その距離感も優しくていいんだよなあ。

でもって、ちょっと時間が経ってから見せる笑顔ったらもう、キュンキュンものですよ♪ うーん、格闘技する男性ってモテそうなんだけどなあ。なんでモテナイレンジャーとかいるんだろ?(←余計なお世話)*2


今回はあんまり能天気に話しかける雰囲気じゃなかったから、全然お話し出来なかったけど。また応援に行きたいな。いや、また行こうっと。


■蛇足の感想:

ファウルカップ装着してるところが目に入ったときは、何かイケナイものを見てしまったような気がしました・・・てへへ、ちょっとぶりっこなワタクシw

*1:「肩固め」って技を初めて知ったです。

*2:お酒もたばこもやらなくてストイックな感じするんだよねー。モテても不思議じゃない人がモテてないようだし。不思議。でも、ちなみにみんなエロ話は好きそうです・・・