柔術の練習で負傷してしまった・・・

昨日の柔術練習で、早速負傷した。親指を突き指したのかなあと思って、でも結構腫れてるから大事をとって整形外科に行ってみたら。
レントゲン撮った結果、親指の付け根の部分の靱帯を伸ばしてしまったらしい。夕べも、手のひら側の親指付け根のふくらんだ部分(手相でいう月丘というところ)が左手と比べてあきらかに腫れてはいた。ただ、テーピングをほどいて診察を受けたときに見たら、腫れてるだけじゃなくて内出血した跡が黒く鬱血していて「あちゃー・・・」って感じ。


道場の名誉のために言っておくけど、別に一緒に組んだ人にやられた、とかじゃないのです。
単に打込み(そう!技の練習じゃなくて打込みのときにやっちゃったんですよ!)のとき初めてやる動作があって、どこに手をついたらいいかわからないまま格好だけ真似したら、床についた右手に思いの外体重がかかってしまい。瞬間、ぐきっ!だか、ぶちっ!だか、バリッ!みたいな嫌ぁ〜な音がしたような気がしたけど。途中で練習を中断させるのも気が引けて、そのまま練習続けて帰ってきてしまった。


帰宅後、子どもを寝かし付けてくれてた夫に手を見せて説明したら。

「・・・だーかーらー、絶対ケガするって言ったのにー・・・!」

という、無言の表情で責められました・・・ううう。もう十分自分で自分が情けないんだから、そんな顔で責めないでよぅ〜・・・!
しかもケガしたって言わずに帰ってきたと話したら。「そういう人たちはケガもやり慣れてるんだから、応急処置だってよくわかってる。だから、ちゃんと話して指示を仰いだ方がいいんだよ」だって。すいません、運動経験がほとんどないもんで。しょぼん。


とりあえずネットで調べて、まずは冷やす。その後テーピングで固定、という鉄板の対処法をやってみる。柔術してきて汗かいてるから、マズイかなーと思いつつお風呂にも入っちゃってた。そしたら病院の先生に「出来ればシャワーすら遠慮してほしいです、今日くらいは!」って脅されました・・・*1


今に至るまで、柔術に関連する武道どころか、一般的なスポーツとかクラブ活動を続けてやった経験がない。だから、自分の身体をどう使っていいのか、どうなるとマズイのかがピンときてない。
その上、柔術固有の身体の動かし方を覚えないといけないけど、それもまだわかりきっておらず。決して若くはない年齢でこんな風にスポーツ始めれば、こうなるのは必然だったかもしれない。


― でもでも。楽しいんだもん、柔術!やってるときはそのことだけ考えられるし。
「あー、こうしないと!」「えっ、こうなるの!?」みたいに面白さがどんどん湧いてきて、復習して自分の中で咀嚼する時間が追いつかない。練習の帰り道は頭の中がぐるぐるしてて、身体は思いっきり疲れてるのに頭はフル回転。そんな状態が楽しくて仕方ない。
翌日以降の筋肉痛ですら、なんだか愛しい。「ああ、自分はあの動きでこう身体を使ったんだなー。そうかそうか、そうやって私に教えてくれてるのかー」と思うと、自分の身体がとっても可愛く思えてくる。


だから「やっぱり柔術って怖い競技なのね」、などとは全く思わず。それよりもしばらく練習できない、そのことが淋しくて、残念で仕方ない。*2道場の先生になんて言おうかと思うと、それもまた申し訳ない気持ちでいっぱい。

行かないと絶対忘れちゃうから、練習出来ないけど見学させてもらえないかなあ?本も借りてきたから、しばらく自習期間もらったと思ってしのいでみようか。等々、いろいろ考えたり。


ああ、とにかく。
すっごく悔しい!早く治ってまた練習したいよーーーーー!!!

*1:内出血の量が結構多かったらしく、入浴で血行がよくなると益々治りが遅くなるんだそうな。

*2:ギプスで固定を最低2週間。長引けば4週間。内出血が引かない場合は手術の可能性も、だって・・・えーーーーん!(号泣)