ぼくたちの失敗

ここ数日の間に2件、ツイッター上で失敗を犯した。


ひとつ目。
書いてる側は、ツイート3個か4個まとめて1エントリみたいなつもりで書いてることも多いけど、TLで見てる人は、必ずしも全部読んでくれるわけではない。特に自分の気になるフレーズがあると、そこだけが印象に残ることも多い。それを、忘れていた。
「全部読んでもらえればわかるはず」とつい、目を惹くであろうちょっと皮肉な言い回しをした。それでもそこをフックに、後ろを読んでもらえば真意は通じるだろう、と思った。甘えだった。

きっと相手は傷ついただろうと思う。申し訳ない。ツイートは削除出来ても、そこで芽生えた心の棘は消えない。
ツイートしたのは自分=悪いのは自分だから、嫌われるのは仕方ない。自業自得だ。
ただ、心に棘を残しながら日々を過ごしているかもしれないその人のことを思うと、とても胸が痛む。早く忘れて楽しいツイッターライフを!というのは簡単だけど、つらいこと・嫌なことほど忘れるのが難しいことはよくわかっている。自分がそうだから。

その人から受けた好意があるだけに、どうしたらいいのかずっと考えている。
でもツイッターの距離感て、こうなったときの関係を修復するにはちょっと難しい距離なんだよな。意気地がないので、とりあえずしばらくの間、時間に委ねてみようと思う。


ふたつ目は明白な自責。人の発言を要約してツイートしたとき、本来その人が言っていたのとは違うニュアンスで要約してしまった。それをまた別の人がRT。結果、その人の意見が誤った形でいろんな人の間をわたることになった。
その人が冷静に「それは自分の意見とは違うから訂正してほしい」と言ってくれて、こちらの対処にも納得してくれたからよかったけど。でも、やっぱり迷惑をかけたことはとても申し訳なく思う。私の発言をRTしてくれた人にも、やっぱり迷惑かけてしまったし。


好事魔多し。本当にそうだ。楽しいからつい、調子に乗る。そして失敗する。失敗の結果、自分が恥ずかしいだけならともかく、人の心を傷つけてしまうのは本当に申し訳ない。

でもこれもまた「楽しむなら、気をつけながらやらなきゃいかんよ」、という天からの教えだと思って受け止めることにする。
嫌なことだったら出来ないけど、ツイッター、やっぱ楽しいもん。

こんなことわざわざ書くのアレだけど、ひょっとしたら誰かの役に立つかなあ、と思って書き残しておくことにする。

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さて、ここからは蛇足。


ひとつ目のケースに心当たりのある方、そう、あれはあなたのことです。あのときは本当にごめんなさい。あのツイートであなたを否定するつもりは私にはありませんでした。
でも私のことが許せないなら、どうかそのままで。あなたのお気持ちがラクになるようにしてもらえれば、それでいいです。

あのときもらった笑顔を曇らせてしまったこと、本当に申し訳なく思います。
それでも私は、いまも、あなたのことが好きですよ。