恋人と別れる50の方法

池田さん(と、初めて呼んでみる♪うきゃ☆)、もう東京帰ってきたんかなあ。今日のラジオって九州なんじゃないの?と思ったけど電話だし、録音なのかもね。どっちにしろ聴けませんがw


昨日ツイッターで池田ファンの人が「恋人と別れる50の方法」のことをつぶやいてた。ので、そのことなど。
ファン歴浅いので、YouTubeにない彼の曲はわからない。「恋人と〜」も、ポール・サイモンの原曲しか知らない。と思っていたところ、注文していた「Re_born」が到着して無事に聴くことが出来ました♪ワクワク♪♪


(視聴中)・・・


あ、やっぱこのサビは聴いたことあるな。「チューボーですよ!」のテーマ曲だったんだよね。なんだかトシちゃんぽいなあw*1


で、マジメに歌詞を読んでみると・・・なんやコイツ、ヤナオトコだな・・・てか、サイテー。


  恋人と今 別れるための
  50通りの訳 考えている
  とても愛した彼女のことを
  できるなら傷つけたくはないから


    (略)
 

  運命的な二人の出会い
  君は僕を悪い男にする


         (「恋人と別れる50の方法」(作詞:池田聡秋元康


私の周囲の離婚経験者の離婚理由は、ほぼすべてが「夫の浮気(心変わり、と言い換えてあげてもいいけどw)」。なので、この歌詞をマジメに受取ると、どーしよーもなくなる。
けど。これはフィクションの世界だからねw 野暮はいわない。

で、この歌詞は身勝手な男ソングだけど、それなりに彼の気持ちはわかる。読んでる分には文章的なリズムもあるし。ただ、曲と合わさるとどうにもサビ以外の歌詞が音に乗りにくいというか、気軽に口ずさむのが難しい曲だと思う。そこがちょっと引っかかるかなー。池田さんだから歌になってるけど、自分がカラオケで歌ってまともな曲になる気がしないやw


池田版は新しい恋人に心変わりしつつ、いまの恋人にどう言おうかなあ、傷つけたくないんだけどなあ。でもそれって無理だよねえ、でももう気持ちは決まってるんだけどさあ*2、ウダウダウダ・・・みたいに考えてる男の心情が綴られているわけですが。
ポール・サイモンの方は、女の方から持ちかけられるんだよね。「恋人とのことで悩んでて辛そうね、あなたの役にたちたいわ。誤解しないで聞いてほしいんだけど、彼女と別れる方法なんて50もあると思うのよ」みたいな感じで。男もヤナヤツなんだけど、受け身なのだ。能動的に誘うのは女。そこが面白い。


※これ2000年の映像らしい。てことは還暦直前?ポール・サイモン、歳いってもカッコイイなあ。去年の来日公演、行きたかった・・・


池田版で気になるのは、女二人の間で悩む男、という図が「らしくない」ところだ。悲しい恋にさめざめと泣く男の歌がじつにハマる人だけど、それは「他の男の影のある女に惚れてしまう」キャラが、彼に似合ってる*3からだ。身勝手なくせにさめざめ男としては光源氏が日本代表だろうけど、そういうキャラじゃないとこが萌えポイントなのかもしれない。


ところで。
「別れたい理由」なら50も100も言おうと言えば言えるだろうけど。「方法」だよ、そんなにあるもの?「全部話す」「友達に頼む」「電話やメールで告げる」「逃げる」「死ぬ」・・・そんなにバリエーションあるとは思えないんですけどー。

肝心の「50の方法」「Fifty ways」をぜひ教えてほしいんだけどなあ。どうよ?>Satoshi&Paul(って馴れ馴れしいなw)

*1:サビのとこでクラッピングハンズしながらくるくるくるっ!と回転するトシちゃんがなぜか頭に浮かぶ、そういう感じの曲w

*2:これが決まってる分だけ、彼はまだマシなような気もする。現実は新しい彼女もいまの彼女の方も、どちらも手にしていたくてウダウダするうち修羅場になる、というパターンが圧倒的だと思うので・・・ああ、怖っ!

*3:あくまで90年代までの。最近はもうそういう感じじゃないね。当然か。