24REVERSE

昨日野音から帰ってから、なぜか「24REVERSE」ばかり聴いている。曲ももちろん好きなんだけど、いつものTK節― 自分の中にいるもう一人の自分との対峙 ―炸裂な歌詞が好きだ。似た内容の歌詞は他にもいっぱいあるけど、曲と歌詞の雰囲気が「見え隠れするもう一人の自分」、というキーワードで今の自分の中できれいに重なるところがいい。
何より、聴いていると明確に浮かんでくるイメージがあって、それを思い出したくて何度も曲を聴いている気がする。

音楽を聴くとそこで見える景色をなんとか形にしたくなる。けど、自分にはその力量がない。ものすごくもどかしい。
楽器が弾ける人は自分でも演奏してみるだろうし、映画を撮る人はデジタルビデオ引っつかんで外にでて、何かしら撮るのだろう。出来れば自分もこの「浮かんでくるイメージ」を別の形で表現してみたいと思う。でも、それを実現するのに必要な技術がない。正確には技術は自分の外に存在しているけど、今の自分にはそれを習得するのはすごくハードルが高い。

で、結局イメージは日の目を見ず、表現出来ない鬱屈ばかりをこうした文字にぶつけることになる。
悔しい。
何とかしたい。


【追記】
こうやって「浮かんだイメージの完璧な再現性」に拘るから、どんどんアウトプットが出来なくなるんだと気付いた。道具が不十分でもいいから、何か表に出すことがきっと大切なんだろう。
・・・さて、どうする?