解散・休止

平川地一丁目が8月のツアーを最後に解散だそうです。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200805/gt2008052012.html

何を隠そうデビューしたばっかりの頃は、子供二人でフォークソングという意外性と斉藤和義プロデュースということもあり、CD買ったりライブ行ったりしてたんだよね。ライブ会場で後方の壁際にもたれて二人を見ていたせっちゃんを目撃したときは「いいいいい、カッコえええええ〜〜〜!」と感動したのも今はいい思い出さ。

その後弟が段々私の好みとは違う方向に変貌を遂げていったのと、兄の書く曲があまりピンと来なくなったのもあり離れてしまったんだけど、解散と聞くとなんだか「そうなんだぁ〜・・・あらあら」って感じ。

折しもサザンも無期限活動休止だと。サザンは実家が湘南の方だけど、まあそれほどの思い入れもなく。
でも途中に活動休止やメンバー脱退を挟みつつも、とにかく30年、それも一度もメインストリームから落っこちることなく活動してたのは、単純に職業人としてもすごいことだと思う。桑田さんは今年で52歳らしいけど、ライブ映像で見た体躯はなかなか絞られてたし、きっとかなりストイックな人なのであろう。

結局、モチベーションなくなったらオシマイなんだよな。どんな仕事もだけど、特にこういう自ら放電する職業って。
多分桑田さんはまた何らかの形で音楽活動を続けるだろうけど、解散して音楽活動リセットの平川地一丁目は、兄が20歳弟17歳。これから音楽とは全然違うこと、例えば普通の会社員になるのも全然アリな年齢なわけで、この時間というリソースをふんだんに持ってる点はとにかくうらやましい。

人生折り返した人は、残り時間を心の内で数えながら何をやろうか考え、見えない時間がふんだんにある若い人は、見えなさ加減に賭けて違う世界への扉を叩く。
は〜、なんだか人生いろいろって感じ。