試合前の気分は下がったり下がったり・・・あれっ?w


あまりネガティブなことはテキストに残しておかないようにしよう。と、頑張っていたものの。8月に入って嫌でも試合目前なのを突き付けられて、朝から気分はどんより。


Twitterで軽くパニクって、心優しいフォロワーさんたちに慰めてもらいながら、とにかく今日はどんなに娘が泣いても絶対練習に行くぞ!と気合を入れて道場へ。


準備運動をしてると先生から「riverさん、調子はどうですか!」と晴れやかに聞かれる。

「う〜ん・・・メンタル弱すぎなので、あまりよくないです〜・・・」と正直に吐露すると、「初めての試合ですもんね」。お?なんだか今日は優しいじゃないですか、先生w


必要以上に考えすぎてしまって余計に緊張してる自分の姿は、何度も試合を乗り越えて来た先生からすればかなり生ぬるく見えるはずだけど。


「みんな同じですよ。試合前なんてロクなこと考えない。でも、そんな気分になることも含めて試合なんですよ。その上闘ったことのない相手と対戦して、勝ったり負けたりする。ただ舞台に上がって、何か演じて帰ってくるだけじゃない。それが格闘技で、だから面白いんです」


そうカラッと言い切られて、なんだか気持ちがふわんと軽くなった。


なんで格闘技なんだろう。それは自信を失くしてたときにちょろっと考えていたことで。

まともな運動経験もないまま入門し、とりあえず一年は続いてるものの、相手と組み合ってるとき「ええ〜と、こうなったら次、どう動くんだっけ?」みたいなドン臭さは相変わらずで。

試合にしても、下手なりに「絶対勝ってやる!」という闘争心はあまりなくて、とにかく身につけたことが試合の場で再現出来れば、くらいの望みがせいぜいで。こんな調子じゃ、勝ち負けのないスポーツやってる方がお似合いなんじゃない?と思ったりもしていた。


でも。

どんなに下手でも、上達が遅くても、いまのところ「やめたい」と思ったことは一度もない。
まだうまく言語化出来ないけど、勝ち負けが出る世界じゃないとダメな何かがきっとある。そんな気がする。

その答えが知りたい。だから、試合に出たいのかもしれない。

出る以上「負けてもいいです」とは言わないけど、まだまだ私は相手に勝つことの手前=「自分に負けない」というところにいるんだろう。


練習では5分、立ち合いからのスパーを3本やってヘトヘト。カメになって膠着したまま時間が経っちゃうパターンも多くて、試合直前にピリッと冴えてる感じはまるでなし。一本もたくさん取られたし。


でも。その分本番ではなるべく食い下がって、ギリギリ5分まで戦い抜きたい。今日の練習でそう思えた。

瞬殺で終わるのだけは全力で避けないと。とりあえずそれだけが自分の最低ラインの「勝負」。この目標にどこまで届くかは、今週の練習と当日の自分のコンディション次第。


気持ちのアップダウン(あんまりアップはしてない・・・)は激しいけど、なんとか当日まで頑張ろうっと。