踊り場でダンス


大してうまくなってもいないのに、もう踊り場です・・・


水曜日。今週末は土曜の練習も日曜のデラヒーバ杯の応援にも行けないかもしれないので、ちょっと無理して平日夜の練習に参加してみた・・・んだけど。前回ほど体調悪かったわけじゃないのに、なんていうんだろ・・・なんかダメだったなあ、今回も。


打込みで例のくるくるがうまく出来るかどうか。これが自分の調子の波を測るバロメータみたいになってるな、と実感。前回よりは出来たけど、やっぱり微妙な違和感が。何なんだろう、これ?

一緒に組んでくれたM田さんは、私より身長も体重も大きい人。前にも組んだことあるけど、ヒップスローで引っくり返されたあと、元のポジションにそのままヒョイっと戻されてしまう。とてもじゃないけど、スパーは怖くて出来そうにないw(途中で帰っちゃったからやらなかったけど)


技術練習はオモプラッタ2種とスパイダーガードからのスイープ。

オモプラッタ、結構もう何度もやってるはずなのに。相変わらず思ったように動けない。形だけ真似しても、実際には自分の頭と身体の動きがチグハグ。起き上がった後、どっち向いていいかで迷ってしまう。ダメだ・・・


スパイダーガードからのスイープも、格好だけ手順どおりにやってはみても、とてもじゃないけど手と足とで相手をコントロールできている状態じゃないのが自分でよくわかる。わかるけど、出来ない。どう動かすと無駄な力を使わないでスイープ出来るのか、肝心なところがつかめてないもどかしさ。

出来ないのが悔しくて、スパーでも何回かチャレンジしてみたけど。やっぱりダメ。スパーになると練習以上に出来ない。当たり前か・・・orz


限定スパーでもあんましパッとせず、普通のスパーではもっと冴えない。一緒に組んでくれる人の練習になってないんじゃないの?って感じの動きしか出来てなかった気がする。途中で何度もやりかけた技を諦めてしまったとこがあって、それが自分でもとても悔しい。


例のくるくるだけじゃなくて、マスター・Sとのスパーでは三角回避策が出来るようになってるかを毎回自分なりに測ってるつもりなんだけど。全く進歩なし。毎度同じパターンでやられる。

ちゃんと出来るようになるまで、しばらくマスターとのスパーはやめとこうか、なんて一瞬考えたけど。練習しなきゃもっと出来なくなるのは明白なわけで。あのかけ方は一種パターン化してるので、それを回避出来ない自分の方がどう考えても頭悪い・・・ホントニ、なんで出来ないんだろう???


というわけで、今回の練習では久々に自分が情けなくて泣きたくなりましたよ( ;∀;)

元気出なくて、他の人に「お願いします」って言えないままぼーっとしてたら、K賀さんが声をかけてくれた。もう今日はスパーはいいや、って落ち込んだ気分になってたので、ちょっと嬉しかった。
こっちの出来なさ加減をある程度わかった上で、いい意味で手加減してくれる感じ。体格も大きすぎないからあんまり怖くないし、今日唯一(自分にとって)楽しいスパーが出来たかも。K賀さん、ありがとうございました。


落ち込んだ気分で終わりかと思ったら、2時間コースになってからはもれなく補強がセットになったようですw

ということで、初めて人に足を持ってもらって腕立て伏せやってみたけど・・・案の定、全然出来なかった・・・30回くらいで終了。あとは膝ついて合計70回くらいまででギブアップ。しかも右手だけに力が入っているようで、傾いた姿勢になってるのが治せないという・・・


技術練習の覚えも悪いし、スパーでも未だにまともな形とか流れが作れない。練習付いていくのがやっとでスタミナもないのに、補強なんてこなせるわけもなく。は〜、なんというか、全くもっていいとこナシ。大して進歩してないのに、踊り場状態だけは人並みに訪れるとは。

という感じで、気分はどんどん重く、暗い方向へ。久々にハイパーネガティブモード。
なんでそこまでネガティブになるのかと言えば、やっぱりアレだ。試合に出るのが不安なんだと思う。


道場の出口で一緒になったマスター・Sに、自分は試合に出ても大丈夫なんでしょうかね?と聞いてみたけど(普通、大の大人が聞かないよな・・・)、笑って「大丈夫ですよ」と言ってくれた。自分も最初の試合はそうだった、試合になると練習で出来てることも出来なくなる。僕に聞くより先生に聞いた方がいいですよ。

ご尤も。仰るとおり。
もっといろいろ、先生にわからないことや不安なこと、聞いてみなくちゃいけないのかも。


小学校のバレエも中学のバスケも途中で脱落。高校でも特に運動はせず、以降運動といえば市民プールで自己流に泳ぐくらいで。きちんと形があるスポーツを一年続けることが出来たのは、これまでの人生で柔術が初めての経験だ。

ましてや、試合になんて出たことがない。文系の部活や趣味をやっていても、大会やコンクール、発表会の類はあるものだけど、帰宅部だったし大した趣味もなかったから、そうした場面でのプレッシャーとは無縁に来てしまった。おかげで、今この歳になってもこの不安感をどうしていいのかわからない。


ひょっとしたら、練習の出来なさ加減はこれまでとあまり変わってなくて、単に自分の気の持ちようなのかとも思ったけど。練習で感じた落ち込みは簡単に拭いきれなくて、久しぶりに帰りの自転車を漕ぎながらちょっとだけ泣いてしまった。


散り際の桜の並木道。夜風に乗って舞う花びらがきれい。
来月、試合の頃にはもう、本格的な新緑になっているはず。それまでにもう少しマシになってるよう、また次回の練習頑張ります・・・