ツイッターのダークサイド

ツイッターはやはり魔界だ。


いま自分の知ってる範囲で、ある事件が持ち上がっており。ツイッター上でナンパ→それが失敗に終わって相手を罵る→恐怖を覚えた相手がDMを公開→「私も被害に遭った」という声が続々、という流れらしいけど。

最初は、痴話喧嘩の範疇なのかなあと思ってたけど、どうもそうではないらしく。
ある人いわく「ネット上のスーフリ」だと。ううむ、それだともう犯罪じゃん・・・!

スーフリの和田さんと聞いて、すぐ思い出せない人はこちらを参照のこと


ネット上では、相手の本当の姿が見えない。
特にツイッターでは実名・顔出ししてる人もいて、そこに安心感を覚えやすい。でも。顔出し、社名出ししてても、キチガイは山ほどいる。実際、私も絡まれたことがあるし。

まだまだツイッターは初心者も多いから、「この人なんかヘンじゃね?」と思うセンサーが働かないうちに、なんとなく騙されてしまってひどい目に遭う可能性はあると思う。騙す側は「会社」「ステイタス」といったものをうまく使うし、大概物腰柔らかな風を装う。最初は。でも豹変するんだ、これが。


はっきり言うけど、顔出ししてるから・会社名出してるから・本名だから、なんて何のアテにもならない。おかしいヤツはどこにいてもおかしいし、悪いこと考えるやつにとって、ツイッタービギナーはいいカモなのだということ、そろそろみんな自覚した方がいい時期だと思う。


個人的な経験からだけど、こんなヤツは危ないと思ったのは、以下のような行動パターン。


 1.自分の自慢話が多い
  (しかしそれは過去の栄光だったり、会社名のお蔭ってことが多い)


 2.プロフィールが必要以上にオレ様っぽい
  (あれやった、これ出した、常に○○してます、とか)


 3.数字や他人の力を誇示して自分を偉そうに演出したがる
  (フォロワーが何人とか、○○数でいうと上位とか、著名人に通じてる、とか)


 4.よくわからない言葉でけむに巻く
  (ツイッター界隈ではその中でだけ通じる造語も多く、それが正しいとも限らない)


 5.細かい、神経質
  (最初は余裕あり気に見せるてるけど、「あれっ?」というところで執拗だったりする)


 6.謝らない、認めない
  (間違いを素直に謝罪しない。指摘すると逆上はしても受け入れない)


こういうこと書くと、やっぱツイッター怖い、ネット危険、となるかもしれないけど。現実世界も同じだけど、世間から足を洗いましょう、とはならないよね。楽しく使うには、ちょっと知恵とか自衛策が必要、ってことだと思う。


偉そうにいう自分も、すごくたくさん失敗してる。
この事件ほどじゃなかったけど、自分のちょっとした下心(エロな意味じゃないよw)で足元見られて、最後には「なんでそこまで言われるの?」ってほど恫喝まがいの捨て台詞言われて、かなり凹まされた。一時期は、本当に報復されちゃうんじゃないかと(そんなことあり得ないのに)、精神的に追い込まれたりもした。*1


つらいのは、きっかけに自分の下心があったことだ。
ネット上でははっきり見えない相手の影の部分を、自分の都合のいいように補って想像してしまう。その判断が間違ってた、判断した自分こそが間違っていた、と思い知るのはとてもしんどい。

でも、自分を必要以上に責めて、ネット全部を悪者にする必要はない。
悪いことするやつの方が、無知だった自分よりよっぽど悪いんだから。


楽しむにはちょっとばかりコツがいるけど、でもいいこともたくさん転がっているツイッター
これを読んだ方も怖気づかずに、またTL上でお目にかかりましょう♪

*1:そもそもネット上で女相手にしか喧嘩吹っかけられないという点で、ヤツらは超小心者なのだ。卑怯者め。