隣のお兄さん

昨日のこと。
現住居に引っ越してきてから5年で初めて、お隣さんとしゃべった。

少なくともこちらは、「あ、あの人お隣の息子さんだ」、と認識してたのだが、音楽家っぽい雰囲気で(やせ形・長身・ロン毛・メガネ)なんとな〜く声をかけにくく。実際、遠くから見かけることはあっても、声をかける距離で出会ったことがなかったのだ。

が、昨日は一本道のど真ん中ですれちがったので、「これはやはり無視するわけにはいくまい」、ということで、意を決して「こんにちわあ♪」と、思いっきりにこやかに声をかけたら。

― 思いっきり、「あんた、ダレ?」って顔をされた(ははは・・・ま、そんなもんよ)。
で「お隣に住んでる○○ですー」と言ったら。

「ああっ・・・あの、いつも音、うるさくないですか?」
と聞かれた。そう、彼はよくピアノを演奏してるのだ。

音は正直よく聞こえる。でも、子供が寝る9時10時まで演奏してるわけじゃないから、
「別に大丈夫ですよー。それよりうちこそ子供が騒いでうるさくないですか?」
「いえいえ、全然」
とかなんとか、5年ぶりにフランクに会話が出来たw

自分が対人関係に弱い、非コミュ主婦だという自覚があるので、こういう会話が出来るだけで非常に安心してしまう。
しかも、一緒にいた娘が別れ際に「ばいばーい」とかやってくれるから、余計になごやかムード。

あー、子供ってありがたいなー。
親しくないってほどじゃないんだけどー、な関係の人と話すとき、本当に助かるよ。

なんのオチもないけど、嬉しかったので書いてみました。